歯周病について出来るだけ解りやすく、解決策を探り、いつまでも良い歯で!!

歯周病と歯周ポケット

歯周病と歯周ポケット



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歯周ポケットとは何ですか


歯周炎ポケットとは、歯と歯茎の境目に出来る隙間のことで、

歯周病の進行具合をみる上で大事な指標になるものです。


歯と歯茎は、ぴったりとくっついている様に見えますが、

実は健康な歯でもわずかな隙間があります。

歯茎はワイシャツのカラーのように、

ちょっと折れ曲がって歯にくっついており、

その部分は比較的弱く、プラークが溜まり易いのです。


プラークが溜まると、その境目が浸食され隙間が出来ます。

これが歯周炎ポケットです。


歯周炎ポケットには、

仮性ポケットと真性ポケットに分類されます。


「仮性ポケット」



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仮性ポケットとは、歯肉炎ノ状態を言います。


ポケットの中で、細菌が繁殖し、毒素や酵素を出し始めると、

歯茎が炎症を起こして腫れあがってきます。


腫れ上がっているためにポケットが大きくなりますが、

歯や骨の位置は、正常なのでブラッシングをしっかりやれば、

ポケットは浅くなります。


歯茎の中には、網の目のように極細い血管が張り巡らされており、

そのために歯茎がピンク色に見えるのですが、

ここに人間の免疫防御機能が働いており、

白血球やマクロファージという食細胞が、

進入してきた細菌をやっつけてくれます。


ですから、この状態の時に歯磨きをすれば

仮性ポケットは治すことが出来るのですが、

残念なことにこういう状態は若い人だけなのです。


「真性ポケット」



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真性ポケットは仮性ポケットのようにはいきません。


ポケット部分の歯周炎がだんだんとひどくなり、

歯を支えている歯槽骨が受けてきます。


歯槽骨が解けていくに伴い、

歯と歯茎の間の隙間もどんどん大きく深くなります。


この状態が真性ポケットで、ポケットの中は細菌でいっぱいです。


仮性ポケットの時と同様、

白血球やマクロファージが細菌と戦ってくれますが、

限られた狭いポケットの中で、白血球や細菌は満杯となり、

やがて限度を超えると身近なものから壊れていきます。


セメント質が侵され歯槽骨が、溶けていきます。


こうなったら歯磨きの礼行でもなおりません。

歯科医にしかるべき治療を受けることになります。

プラークとは何ですか



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プラークとは、日本語で歯垢といいます。


歯垢とは歯の汚れのことで、普段は気が付きませんが、

歯を磨いた後、少し時間がたつと歯の表面が

ヌヌルした感じになってきます。

これがプラークです。


プラークは歯をきちんと磨けば取れますが、

2時間ぐらい経つとまた付き出します。


食べていなくても付くわけで、付く速度は食べた後や、

糖分を多く取ったときほど早くなります。


プラークは細菌の塊であり、

細菌と細菌の出す基質からなっている構成物で、

時間とともに変化し複雑になっていくものです。


このプラークに住んでいる細菌は、

500種類以上いると言われています。


その中に白血球に害を与えたり、毒素を出すなどして、

歯周病の原因となる悪玉菌がいます。


代表的なものをあげてみましょう。


1 Aa 最近

白血球に損害を与え、少数でも強力な力を持っています。

歯周病は中高年から発症しやすいのですが、

まれに若いひとでも、歯周病が進行する場合があります。

このような場合は、 Aa菌に感染していることが多いのです。


2 pq菌

線毛をという人の体の細菌にくっく毛を持った、強力な菌です。

歯周炎ポケットの内側にすみ付き、タンパク質を破壊し、

炎症を引き起こす有害物質を出します。



3 Tf菌

タンパク質を破壊する有害物質を出し、

PG 菌とともに済んでおり、

体内に侵入することもあります。


4 Td菌

スピロヘータの一種で、動き回ることが出来、

タンパク質を破壊する有害物質を出します。


特に Aa菌には注意しましょう。


Aa菌に感染した場合、歯周病は確実に悪化します。


感染頻度は低いのですが、若い人を好む菌ですので、

若年性歯周病と診断されたら、

まず Aa菌でないかを確かめることが必要です。

バイオフィルムってなんですか



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バイオフィルムとは、

プラークが作る最近のマンションのようなもので、

と考えてもらえば良いと思います。

歯周病の原因となる病原菌は、

主にこのマンションに住んでおり、

彼らにとってはかなり快適な環境です。


バイオフィルム中には、栄養分の水路が出来ており、

最近どうしが腸を持って生息出来るようになっているからです。


当初のマンションは、1階建てで、浮遊菌がすんでいます。


しかし、成熟して、プラークが厚いそうになってくると、

マンションは二階建てで、3階建てと大きくなっていきます。

地上に伸びていくというよりは、

地下を作っていくと考えた方が解りやすいでしょう。


浮遊菌がすんでいる1階の下に、
まず地下1階が作られ、これらに好気性菌が進みだします。


さらにその下に地下二階が作られ、嫌気性菌が進みだします。


地下2階は、酸素の届かない嫌気的な環境なので、

住み付くには、 Pg菌、Tf菌、Td 菌などの嫌気性菌です。


地下二階まで出来たバイオフィルムは、強力なバリアとなり、

中に住んでいる細菌を保護します。

細菌に対する体の免疫反応を防ぎ、

それどころか細菌よう攻撃するはずの免疫反応が、

逆に自分の体を攻撃するようになってしまい、

歯周病が進んでしまうこともあります。

抗生物質に対する強力なバリアとして働くため、

抗生物質を投与してもないもの最近は守られ、

嫌気性菌を押さえ込むことが出来ません。


嫌気性菌を押さえ込むために、

構成物質の濃度をあげると

今度は逆に薬の副作用が問題になってきます。


要するにバイオフィルムんが成熟しないような

環境を整えることが大切なのです。


バイオフィルムを確実に取り除くには



バイオフィルムを構成している細菌は、

薬ではなかなか取り除くことが出来ません。


例えば、薬品などでうがいをしても、

細菌は取り除くことが出来ません。


では等をして取り除くばよいかというと、

今のところ一番有効な方法は、「機械的に取り除く」ことです。


機械的に取り除くことは、仰向きより上の淡い、

歯ブラシでプラークゴシゴシ擦って取り除くことです。


プラークを構成する細菌は、

粘着性の物質を出して歯の表面に着くので、

簡単にこすったくらいではなかなか落ちません。


ゴシゴシ擦ると言いましたが、どの程度擦れば良いのか、

本当にプラークか取り除いているのかを常にに自分でチェックし、

バイオフィルムを確実に落とす練習をすることが必要です。


自分で汚れをチェックする簡単な方法として、

プラーク染色」という方法があります。



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まず、歯科医院や薬局で歯垢染色材を購入します。


歯を磨いた後に使うと、

汚れが取れていない部分が赤く染まるため、

どの辺りが磨き足りないのかが自分で解ります。

口の中が真っ赤だと、

自分で磨いたつもりでも全く磨いていないことになります。

赤く染まった部分を、もう一度丁寧に磨きます。

それを繰り返すことで、

バイオフィルムを落とすブラッシングを

習得することが出来るのです。


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